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《お勧め》ノスタルジックでレトロな世界観が心地よい伝奇アドベンチャー『終わらない夕暮れに消えた君』

当ブログで以前、『彼女は最後にそう言った』を紹介したことがあるけれど、それと同じSYUPRO-DXの新作が3月末に登場したので早々にやり終えたところ。

一昔前に戻ったような気分にさせてくれるような、懐かしい感じのドットキャラをピコピコ動かすアドベンチャーゲーム。前作の『彼女は最後に・・・』もそうだったが、レトロな雰囲気とほろ苦いストーリーの絶妙な組み合わせを、今回も存分に堪能させてもらった。

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孤島を舞台にした青春ストーリー

物語の舞台は夕凪島(ゆうなぎじま)という、東京から数百キロ離れた場所にある孤島。そこに暮らす高校生の男女8人が主な登場人物。彼らには9歳の時に隠れんぼをしていてそのまま行方不明になった幼馴染がいた。名前は「イヅル」。

イヅルと仲の良かったシュウヤは親友の消息をずっと気にはしていたものの、その当時の記憶を知らず知らずのうちに封印し、人生を送っていた。

そんな彼が、年に一度の島の祭りの日、仲間たちと10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こしたことをきっかけに、過去の記憶を一つ一つ掘り起こしながら、イヅルがいなくなった事件の真相を探り始める。

公式には”孤島伝奇ADV”となっているものの、そのストーリーはどこかほのぼのしており、子どもの頃を思い出させてくれるようなノスタルジックな世界観が心地よい。超自然的な展開もあるが、男女の淡い恋心も重要な要素になっており、ある意味「青春ストーリー」と呼んでもおかしくない良作だ。

気軽にプレイできるショートゲーム

公式のクリア目安時間は120分~180分となっているが、実際にはそれほどかからない。ただ、ゲーム内にストーリーの進行に影響しないアイテム集め的なイベントが用意されていて、それを全てクリアするためにはより多くの時間を費やしなければならないだろう。

また、2周目を行うと1周目の記憶のフラッシュバックが挿入されたりして、また違った気分で楽しめそう。



最近のスマホアプリは精細なグラフィックスを使い、手の込んだエフェクトで見た目に楽しませてくれるものが増えてきたけれど、たまにはレトロ回帰もいい。何だかとっても心が癒されます。

『終わらない夕暮れに消えた君』(SYUPRO-DX Inc.)

→Android版のダウンロード(Google Play)

→iOS版のダウンロード(App Atore)

この記事の執筆者:おき兄(おきにい)
PCで遊び続けて数十年。ガジェット好き。マザーボードに美しさを感じる系の人。子供の頃からいろいろなものを組み立てたり壊したりしてました。最近はVR/MR的な世界に傾倒しつつあります。
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