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どれが面白い?AIスピーカー3社「Amazon Echo」「Google Home」「LINE Clova」を比較してみた

AIスピーカーを買うにあたって、AmazonとGoogleとLINEの3社から選ばなければならないのがなかなか難しい。

そろそろどれか1つ買ってみようかなと思ったので、最初の一台をどれにするか決めるためにいろいろと調べてみた。一番面白そうなものはどれ?

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とりあえず1つ買ってみるとしたら、どれ?

何でAIスピーカーを購入しようと思ったのかというと、月並みだけど次のような理由だ。

・AIとおしゃべりしてみたい。
・「音楽をかけて」で操作する快感を味わいたい。
・ピカチュウトークを体験してみたい。
・音声メモ代わりに使いたい。

とりあえず1台購入して様子を見るわけだが、AmazonもGoogleもLINEもそれぞれに特徴があり、使用者の声も「もう手放せない」「一長一短だ」「まだ必要ない」「もう飽きた」など肯定否定の両面でいろいろ挙がっているみたい。

ピカチュウトークができるのはAmazonかGoogleなので、LINEは除外しなければならない。でもLINEはLINEで魅力的だし、通話ができるらしいというのもポイントが高い。


→「ピカチュウトーク」面白法人カヤック

そもそも、いくらするのか

何よりもまず調べなきゃならないのが価格。価格は大事な選択要素だ。

メーカーサイトに公開されている標準価格を比較してみた。

メーカー価格
AmazonEcho Plus17,980円
Echo11,980円
Echo Dot5,980円
GoogleHome15,120円
Home Mini6,480円
LINEClova WAVE14,000円
Clova Friends8,640円
Clova Friends +
LINE MUSIC セット
6,750円

それぞれに標準版と廉価版のようなものが用意されていて、Amazonでは3種類ある。

Echo Dotが一番安いが、スマートホームハブが内蔵されていて家電との接続が上手なのはEcho Plus。Echo Dotはスピーカー性能が若干低い。

Google HomeとHome miniの違いも、主にスピーカーの性能差。音にこだわりのある人はminiではダメらしい。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Google Home(グーグル ホーム)
価格:15120円(税込、送料無料) (2018/2/18時点)

Clova Friends + LINE MUSIC セットは魅力的だが、LINE MUSICは有料のものなので、毎月支払わなければならなくなるのが厄介。でもLINEに特化したAIスピーカーが欲しければClova一択だ。

AIとの会話はどの程度できるのか

「AIとの会話」とは、どんなことができるのか。

まず、ベースとなるシステムがこれ。

システム
Amazon EchoAmazon Alexa
Google HomeGoogle Asistant
LINE ClovaClova

会話の内容はさまざまな動画がネット上に出回っているのでそれを参考にすると手っ取り早い。

代表的なものをざっくりっと挙げてみると、次のような感じ。

あいさつ系

一般的なあいさつに対する反応はそれぞれ似たようなもの。

Google Homeのデフォルト設定では、現在時間に応じたあいさつを返したあとで今日のニュースなどを教えてくれたりする。

これはAIスピーカーとしては当たり前のスキルか。

ニュース系

「ニュースを教えて」等のコマンドでNHKニュースや日経ニュースなどを流してくれる。

現状ではWEBで公開されている記事を棒読みするか、公開されている音声ニュースを流すだけ。

サービスによってはリアルタイムではなく、相当なタイムラグがあったりする模様。NHKニュースが比較的更新が多めとか。

エンタメ系

クイズやランキング、占いなど、いろいろな楽しみ方ができるようだ。

何より面白そうなのは、やっぱりピカチュウトーク。AmazonとGoogleにしか対応していないが、ピカチュウが話し相手になってくれて、歌を歌ってくれて、踊りを踊ってくれる(姿は見えないが)。

会話は成立するのか

あいさつとかニュースはいいのだが、AIとの会話は成立するのだろうか。

参考になりそうなYoutube動画をいくつか紹介する。

Google Homeとの会話はこんな感じ。

Amazon Echoもそれほど違いはないらしい。

現段階で会話のキャッチボールらしきものが成立するのはLINE Clovaだと言われている。

Clovaとの会話がこちら。

人生相談らしきものが、一応は成立しているから面白い。というか、かなり興味深い。

音楽を聴くためにかかる費用は?

音楽を聴くためのサービスと料金がこちら。

Amazon Echo・music unlimited 個人プラン(980円/月)
 ※ 1アカウントのみ
 ※ プライム会員→780円/月(年一括7,800円)
・music unlimited ファミリープラン(1,480円/月)
 ※ 6アカウントまで
 ※ プライム会員→1,480円/月(年一括14,800円)
・music unlimited Echoプラン(380円/月)
 ※ 1アカウントのみ
 ※ Echoからのみ登録可能
・prime music(プライム会員費 325円/月)
 ※ 1アカウントのみ
Google Home・Google Play Music 個人プラン(980円/月)
 ※ 1アカウントのみ
・Google Play Music 家族プラン(1,480円/月)
 ※ 6アカウントまで
・Spotify Free(0円/月)
・Spotify Premium(980円/月)
LINE Clova・LINE MUSIC ベーシックプラン(500円/月)
 ※ 月20時間まで
 ※ 学割料金 300円/月
・LINE MUSIC プレミアムプラン(960円/月)
 ※ 再生時間無制限
 ※ 学割料金 480円/月

楽曲数がこちら。

Amazon Echo・music unlimited → 4,000万曲以上
・prime music → 100万曲以上
Google Home・Google Play Music → 3,500万曲以上
・Spotify → 4,000万曲以上
LINE Clova・LINE MUSIC →  4,000万曲以上

お金を払って音楽を聴くのなら、Amazon Echo、Google Home、LINE Clovaのどれでも大差ないと思われる。だいたい1か月1,000円というところか。

ただし、Amazon Echoの場合はmusic unlimited のEchoプラン380円と格安だったり、prime musicならプライム会員費325円だけで済むなど、Amazonのサービスをよく使う人ならお得に楽しめるようなシステムになっている。

今のところ、完全無料で音楽を楽しみたいのであればGoogle Home一択だ。無料のSpotify Freeに対応しているのはGoogle Homeだけだから。

ただし、無料だけに制約も多い。曲やアルバムは選べないので、好きなアーティストで絞るのはほとんど不可能。一定の条件でなんとなく曲が集められているステーション単位で流れるので、「音楽が流れていればいいや」という人向け。(管理人はそれでもいい。)

家電との連携は?

テレビのスイッチをON/OFFしたり、照明を点けたりといった家電の操作は、どれもそれなりに対応していそうだ。

Amazon EchoとGoogle Homeの場合、単体ではテレビも家電も操作できない。何らかの中継器が必要になる。

LINE Clovaは赤外線発信機能が内蔵されているのでテレビや照明は単体で操作できるらしい。

Chromecastを用いた連携

Google Homeとテレビとの接続にChromecastを用いることで、次のようなことが可能になる。

・テレビのON/OFF。
 ※ CECに対応しているTVであることが条件。
・Youtube、NETFLIX、Google Photosを音声で操作。
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Chromecastとの連携はGoogleの公式動画で紹介されている。

RS-WFIREX3を用いた連携

Amazon EchoとGoogle Homeは、スマート家電コントローラ「RS-WFIREX3」を利用することで次のようなことができる。

・テレビ(ON/OFF、チャンネルや音量の変更など)
 ※ CECに対応しているTVであることが条件。
・エアコン(ON/OFF、温度設定の変更など)
・照明(ON/OFF、照度の変更)

 

 
※CEC(Consumer Electronics Control)
・・・機器間でHDMIを介してスイッチON/ OFFなどの制御信号を送りあえるようにするための規格。「ビエラリンク」(Panasonic)、「ブラビアリンク」(Sony)、「レグザリンク」(東芝)など、メーカーごとに呼び名が異なる。

LINE Clovaは単体でテレビの操作ができるが、赤外線リモコンなので距離や方向を選ぶ。

Google HomeとChromecastの連携では「テレビをつけて」「テレビを消して」というシンプルなコマンドでこと足りる。さらには「テレビで○○の動画を流して」などの要望にも応えてくれるようになる。

Amazon EchoとRS-WFIREX3、Google HomeとRS-WFIREX3の場合は原則、「家電リモコンを使って」という言葉を頭につけてコマンドを送ることが必要になる。(Google HomeはGoogleアシスタントのショートカット機能を使って、一連の動作を短いフレーズで実行させることは可能。)

カスタマイズが楽しいのは?

難しいことをさせようと思う人向けなのはGoogle Homeらしい。

Google HomeのベースであるGoogleアシスタントは、IFTTTという外部サービスに対応しているため、結果的に他のサービスとの連携が可能だとのこと。

例えば「LINEに○○と送って」「エバーノートにメモして」みたいなコマンドが可能になる。自発的に何かをすることがない(アクションが起こせない)ため、出来ることはまだまだ少ないが、そういう自力連携が好きな人にとっては、Google HomeはAmazon Echoよりも格段にいじり甲斐がある。

LINE ClovaはLINEのやり取りが音声でできるというのが何よりの強み。この機能が今後Amazon EchoやGoogle Homeで実現できるのかわからないので、現状ではLINEを便利にする目的だけであっても、LINE Clovaを1台持つ価値はある。

結局どれなら失敗しない?

失敗しないAIスピーカー選びはどうするのが妥当なのか。

今のところ、簡単さや面白さなど総合的に考えると、どうやらGoogle Homeに軍配が上がりそうだ。

理由としてが次のような点が挙げられる。

・無料で音楽が聴ける。(とりあえず試せる)
・ピカチュウトークができる。(興味のない人には意味がないが)
・テレビとの連携がかんたん。(Chromecastありきの話だが)
・IFTTTを利用してカスタマイズできる。(少々マニアック)
・Google Home miniなら安い。(管理人は楽天ポイントで買う)
そういう結論に達した管理人は、さっそくGoogle Home miniを楽天市場で購入したのであった。
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この記事の執筆者:おき兄(おきにい)
PCで遊び続けて数十年。ガジェット好き。マザーボードに美しさを感じる系の人。子供の頃からいろいろなものを組み立てたり壊したりしてました。最近はVR/MR的な世界に傾倒しつつあります。
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