最近ではほとんどのブラウザーにブックマーク(お気に入り)の共有機能がついたので、複数のPCで同じブラウザーを使っていればあまり悩まなくてすむようになった。でも、他の人との共有PCだったり外出先のPCだったりすると、個人のIDでブラウザーにログインするのは不安だし、ブラウザーの種類もいろいろだったりして困る。そういう時にはブラウザーのブックマーク共有機能も役に立たないなあと思う。
「ブックマーク共有はブラウザー任せが一番」という考え方から離れると、選択肢は「オンラインブックマーク」しかない。これならブラウザーを選ばず、PCが変わっても困らない。もちろんOSの種類も関係ない。
目次
一番のおすすめはBOOKMARKER
実際に使ってみて便利だなと感じたのは『BOOKMARKER(ブックマーカー)』というサービス。オンラインのブックマーク共有サービスの中では一番実用的だ。
<公式サイト>
[browser-shot url=”http://bookmarker.sakura.ne.jp” width=”300″]
BOOKMARKERが実用的だと思う点はつぎの3つ。
ツリー形式で見やすく、リスト編集も簡単
ブックマークレットを使えば登録もスピーディー
登録したいページでブックマークレットをクリックするだけなので、登録がかんたんにできる。
表示されるダイアログで「登録」をクリックするだけ。フォルダの作成や指定をこのタイミングで行うこともできる。
スマホでも使いやすい
Android用のアプリもあるので、スマホで使うのにも困らない。
<Android用アプリ>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.bookmarker.app” width=”300″]
海外サービスならKipptも
すべて英語、という難点があるが、機能的にはBOOKMARKERと変わらず使えるのが『Kippt』というサービス。
スマホ用にもサードパーティのアプリが出ているので困らない。また、トップ画像をアイキャッチとして拾ってきてくれるのでパネルリストがカラフルに仕上がる。Operaのスピードダイヤルのような感じになる。
無料版の場合、広告が表示されたりリストが10個までしか作れなかったりといった制限があるが、個人用途ならば十分使える。
<公式サイト>
[browser-shot url=”https://kippt.com/” width=”300″]
使い勝手的にみると、ブラウザーのお気に入り機能を使うほうが楽なのだが、オンラインブックマークはシンクタンクとしての活用が効くので、長い目で見たらオンラインブックマークに慣れてしまったほうがいいように思う。保存したページのキーワードを入力しておけば、あとから検索ができるわけで、これは「お気に入り」以上のものになるのは間違いない。