メタバースってなんぞ?という状態から2週間ほどいろいろ調べて遊んで、初心者がスマホやPCだけでお試しをするのに最適なプラットフォームは「cluster(クラスター)」だという結論に至った。というか、マイワールドを作る作業が意外と楽しい。何時間でもやってしまいそうだ。
というわけでメタバースの入り口としておすすめのcluster(クラスター)についてちょっとだけ紹介したいと思う。clusterなら友達と協同してワールドを作成することも・・・。
cluster(クラスター)とは?
cluster(クラスター)は国内企業が運営しているバーチャル空間のプラットフォーム。誰でも無料でアカウントが作れて、バーチャルな世界に足を踏み入れることができる。
clusterのインストール
clusterはWindows10以上のPC(要求スペックはそれなりに高い)またはMac、iPhone、Androidスマホで利用できるが、今どきはスマホで利用するのが一般的かもしれない。
AppStoreやGoogle Playで「cluster」を検索してダウンロードし、インストールする。(または下記リンクから)
clusterのアカウントを作成
clusterをインストールして立ち上げると、おのずとアカウントの作成作業が始まる。
[はじめる]を選んで、アカウントにつけたい呼び名を入力。
アイコンを選んだ後、他のソーシャルアカウントと紐づける。clusterを利用するにはGoogleアカウント、Apple ID、Facebook ID、Twitterアカウントのいずれかを持っていることが条件。
紐づけが完了すると、いよいよclusterの世界に入る準備が始まる。最初はアバターの選択。
アバターはいくらでも変更が利くので、最初の段階では適当に選んでおく。
操作説明が表示される。使いながら慣れるのが一番。
左上の[メニュー]アイコンをタップすると、メニューが現れる。[検索]でいろいろなワールド(他のユーザーが作った仮想空間)を探したり、フレンドを探したりする。
簡単な操作を覚えたら、いろいろなワールドをのぞいてみることをお勧めする。
友達申請
ワールドをうろうろしていると、見ず知らずの人から友達申請が来たりする。でも初心者状態でいきなり知らない人と友達になるのも抵抗があるので、できればリアルな友達をclusterに引っ張り込めるとい。
申請に必要なのは相手のユーザーIDだけ。ユーザーIDの一部を入力すれば検索されるので簡単。
友達を呼ぶ・合流する
どこかのワールドにいるときに友達を呼びたくなったら、メニューの[フレンド]から選んで[招待]を押す。
相手のclusterアプリに通知が届く。通知内の[参加]をタップすれば招待者と同じワールドに合流できる。
自分のワールドを作って招待する
どこかのワールドで待ち合わせするのもいいけれど、人気のワールドだと他の一般ユーザーもわんさか入室しているので落ち着かない。それを避けるためには、自分のワールド(自分たちのワールド)をつくってしまうのがいい。
clusterではスマホだけで超かんたんに自分のワールドを作成することができる。しかも製作途中の段階で友達を招待すれば、その友達も共同編集者としてワールド作成(クラフト)権限を持つ。
トップ画面上の+マークの[つくる]から[ワールド]を選択し、テンプレートを選び、ワールド名を決めます。ちなみにテンプレートは1種類しかありません。
初期状態では何もないワールドが開く。上部の小さなアイコンから使いたいパーツを選んで好きな場所に置いていくしくみになっている。
アイテムは壁、床、窓、階段、坂など建物をつくる建材パーツや、家具などのインテリア、エクステリア、生活雑貨などいろいろ用意されている。それらを機能アイコンを使って組み合わせながらワールドを製作していく。
アイテムを片っ端から並べてみるとこんな感じ。
とりあえず建物を作ってみると面白い。空間に好きなだけ拡張していける。これは結構ハマる。
この製作途中のワールドにメンバーを追加すれば、招待されたフレンドは製作に携われるようになる。招待されたメンバーが単独で入室・作業することも可能だし、メンバーが複数同時に入室して共同で作業をするのもOK。
ワールドは退室するタイミングで自動的に上書き保存される。[ワールドを投稿]しない限り、メンバー以外の人は入室できないが、[投稿]したあとでも製作は続けられる。
なお、公式動画を見るだけでも何となくイメージがつかめるので参考までに。
まとめ
以上、cluster(クラスター)で自分だけのワールドを作って友達と共有する、みたいなことを紹介してみた。
マインクラフトやレゴみたいな感覚でオリジナルのVR空間を製作できるので、初心者の私でもとっつきやすかった。これはちょっとだけでも遊んでみると面白さがわかるので、ぜひぜひやってみてほしい。