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povo2.0は本当に0円で使える?知っておきたい「180日ルール」と最低維持費

「基本料0円」という画期的な料金プランで注目を集めるpovo2.0。データ容量や通話などの必要なサービスを「トッピング」として都度購入する仕組みは、使い方によっては通信費を大幅に抑えられる魅力があります。

しかし、

「完全な0円での運用は可能なのか?」

「最小料金はいくら?」

「180日で使えなくなるって本当?」

といった疑問を持つ方もいるでしょう。

ここではpovo2.0の利用条件と費用について詳しく解説します。

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povo2.0の「基本料金0円」とは?

povo2.0の最大の特長は、月額の基本料金が0円であることです。これは、データ容量などを追加する有料の「トッピング」を購入しない限り、月々の請求が発生しないことを意味します。電話番号の維持が目的の場合などには最適な選択です。

有料トッピングがない「0GB状態」でも、以下の機能は利用できます。

◇最大128kbpsでのデータ通信
この速度はテキストベースのメッセージ交換などには利用できますが、画像や動画の多いコンテンツ、オンラインゲームなどは非常に時間がかかります。

◇通話の着信
「0GB状態」でも通話は可能です。ただし、自分から電話をかける場合は30秒あたり22円(税込)の通話料が発生します。

◇サブ回線としての維持
他のメイン回線がある場合やWi-Fi環境が中心の場合に便利です。

「180日ルール」とは?0円運用は無期限ではない

povo2.0は基本料金が0円ですが、無期限に完全に0円で利用し続けることはできません。サービスを維持するためには、「180日ルール」という条件があります。
このルールでは、最後に有料トッピングを購入した日(有料トッピングの購入がない場合はSIMを有効化した日)の翌日から180日間の間に、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

1.有料のトッピングを購入する。
2.通話料およびSMS送信料の合計が660円(税込)を超える。

この期間内に上記の条件を満たさない場合、順次利用停止の対象となります。利用停止の対象となる前には、メールアドレスまたはSMSに予告が送られます。利用停止後、さらに30日間 有料トッピングの購入がない場合、順次契約解除される可能性があります。

このように「180日で退会(契約解除)」は自動的にすぐ行われるわけではありませんが、180日ルールを満たさない状態が続くと、利用停止を経て契約解除に至る可能性があるというのは事実です。

povo2.0を維持するための最小料金

povo2.0を契約解除されずに維持するための最低限の費用は、180日ルールを満たす方法によって異なります。

有料トッピングを購入する場合:

180日ごとに何かしらの有料トッピングを購入すれば維持できます。2025年5月時点のソースで確認できる標準(定番)トッピングの中で最も安価なのは、データ使い放題(1時間)110円/回です。これで180日は乗り切れるわけで、1ヶ月あたりに換算すると約18.33円です。

トッピングは期間限定のものも多く、価格の安いものが常にあるわけではありませんが、180日ごとに最安トッピングを渡り歩くことで安く利用し続けることが可能と思われます。

また、その時々のコラボトッピングを利用すると維持費が実質0円になることもあります。2025年5月現在のコラボトッピングには次のようなものがあります。

300円ミスタードーナツ ギフトチケット300円分付き0.3GB/24時間

420円サーティワン eGift420円分付き0.3GB/24時間

500円ローソン お買物券500円分付き0.3GB/24時間

なお、「プロモコード」によるデータボーナスは、特定のキャンペーン(スマホギガトレード、Amazonエントリーコード、一部プリペイドコードなど)からの付与を除き、180日ルールの対象となる有料トッピング購入には含まれません。

通話料・SMS送信料で維持する場合:

180日間の通話料とSMS送信料の合計が660円(税込)を超えれば、有料トッピングの購入は不要です。これを1ヶ月あたりに換算すると110円となります。通話料金は30秒あたり22円(税込)なので、15分通話すると660円になります。

したがって、povo2.0を継続して利用するための最低コストは、最も安い(または実質無料の)有料トッピングを180日ごとに購入することで実現できます。期間限定のさらに安いトッピングをうまく利用できれば、さらにコストを抑えることも可能です。

povo2.0を賢く運用するコツ

povo2.0を「限りなく0円に近い運用」にするためには、いくつかの工夫があります。

Wi-Fi環境での利用を基本にする:0GB状態の128kbpsでは快適な通信が難しいため、自宅や外出先のWi-Fiを積極的に利用することで、データトッピングの購入を抑えられます。

通話はLINEなどの無料通話アプリを利用する:有料の電話発信を避けることで、通話料の発生を防ぎます。

ギガ活を利用する:対象店舗でのau PAY支払いなどで無料のデータ容量を獲得できます。ローソン来店でもデータがもらえる施策があります。

これらの点を意識することで、180日ごとの最低限の課金以外は費用をかけずに運用に近づけることが可能です。

まとめ

povo2.0は基本料金が0円であり、使い方によっては通信費を大幅に抑えられる魅力的なプランです。しかし、契約を維持するためには「180日ルール」があり、180日ごとに有料トッピングを購入するか、通話・SMSで660円以上を利用する必要があります。

完全に0円での無期限運用はできませんが、最も安い有料トッピングを180日ごとに購入すれば、限りなく0円に近い金額で維持することが可能です。

povo2.0は、主にWi-Fi環境で利用する方、サブ回線として持ちたい方、毎月のデータ使用量にばらつきがある方などに適したサービスと言えるでしょう。

ちなみに私もauからpovo2.0に乗り換えたクチ。ローソンのコラボトッピングで維持しています。

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[この記事を書いた人] おき兄
デジタル世界で遊び続けて十余年。ガジェット大好き。組み立てたり壊したりするのも好き。昔はマザーボードに美しさを感じたりしていました。最近はVR/MRに傾倒。Xアカウント:@Okiniでも情報共有。

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