読書の秋ってことで名作をスマホで読みたい、できれば読み聞かせてくれるといつでもどこでも聴けるから便利。
そういうニーズは結構多いようで、Android用でもiPhone用でも様々な読み聴かせアプリがリリースされている。青空文庫で公開されているような著作権切れの名作を音声で読み上げてくれたり、テキストデータやweb記事を読んでくれたりする便利なアプリたちを紹介。
目次
pocket(Android/iPhone)
”送る”機能のあるテキスト系アプリやブラウザのほとんどに対応している読み上げアプリの代表格が「pocket」。テキストファイルが送れれば何でも読み上げてくれるので、工夫次第で使い方はいろいろ。
Androidで使う場合はテキスト読み上げエンジンと組み合わせて使う。
音声文庫(iPhone)
青空文庫のファイルを音声読み上げしてくれるアプリ。
無料のアプリはなかなか上手に読み上げてくれるのだが、どれだけ読み取り精度が上がってもプログラムの読み上げは自然な感じではない。『モヤさま』のショウ君のようなナレーションをずっと聴くのは嫌だ、という人は、人間が朗読してくれる有料サービスを利用した方がいい。
朗読と音(iPhone)
クラシック/ジャズをバックに流しながら、朗読を聞くことができるアプリ。プログラム音声とは違って、心に染み入ってくる。サンプル作品が無料で試せる。
オーディオブック FeBe!(フィービー)
音声朗読データを有料で提供している専用サイト。美しい朗読はとても聴きやすい。新しい作品も取り扱っているので、「お金を払ってもいいから、きれいな朗読を聴きたい」という人は、割り切ってこういった有料サービスを利用した方がいい。
iPhoneからでもAndroidでも利用できる。
Audible(Android/iPhone)
amazonが提供しているオーディオブック配信サービス。小説や落語など広範囲にわたって取り扱っているのが魅力。
活字離れが進んでいるというけれど、目から読みたくなくても耳からなら抵抗なく入ってくるものだ。聴くだけで済むなら満員電車の中でもOKだし、ながら読みも可能。読み聴かせアプリは大人のための情操教育には必須かもしれない。