スマホに音楽や動画を貯め込んでも容量的に問題がなければローカルに保存しておけばいい。でもうちの格安スマホは驚くほどデータ保存領域が小さいので、クラウドストレージに保存したデータを再生できるのなら、とても助かる。同じ悩みをお持ちの方のための、Androidお役立ちアプリを2つ紹介。
beat – cloud & music player
GoogleDriveとDropboxの2大クラウドストレージに対応したMP3ミュージックプレーヤー。他にもSkyDriveとboxにも対応している。
なかなかオシャレなアプリで、フォルダ内にジャケ画像などが保存されていればそれをサムネイルとして表示してくれるし、再生中に他のアプリを使っていても操作ができるように、フローティングパネルが用意されている。
クラウドのデータ以外に、ローカルのデータも再生できる。切り替えは「Cloud」と「On Device」をタップして切り替えるだけ。クラウドストレージの設定を最初に行うだけで、次回からはスタートメニューのクラウドボタンをタップするだけでつながる。
サムネイルを設定するとスタートメニューはこんな感じになる。見た目も重要、という人も十分満足できる。
クラウドストレージが相手なので、曲の読出し始めなど、音声が一瞬途切れたりすることもあるが、キャッシュに取り込んでくれるのでいったん聴き始めれば電波障害で途切れることはない。フリーであることを考えれば、これだけの機能を実現したことは素晴らしいといえる。おすすめの逸品だ。
<公式サイト>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=de.stefanpledl.beat” width=”300″]
RealPlayer Cloud
クラウドに保存した動画をストリーミング再生できる動画プレーヤーシステム。動画専用のクラウドストレージ「RealPlayer Cloud」は2GBまで無料で利用でき、友達紹介で1GBずつ増やすことができる。
実に処理能力の高いシステムで、解像度が大きめの動画であってもスマホ側のスペックに合わせて配信してくれる。高画質でスムーズな再生がうれしい。
スマホからでもPCからでも動画をアップすることができ、共有も可能。専用のYoutubeサーバを手に入れたような感じだ。
縦横切り替えもスムーズ。一度使ってみると快適さにびっくりするだろう。全画面表示で観ていると、とてもクラウド相手に再生しているとは思えないほど。ぜひお試しを。
<公式サイト>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=com.real.RealPlayerCloud” width=”300″]
無料で使えるクラウドストレージの容量は大きくなる一方。音質や画質に余程のこだわりがなければ、クラウドストレージと連携するプレーヤーはこれからの主流になるだろう。慣れてしまえば使い勝手もメンテナンスも、ローカルストレージより格段に良い。セルフヌードなど妙なデータをアップしなければいいだけで、クラウドストレージはとっても役に立つシステムなのだ。