被写体を少しずつ動かしながら1コマ1コマ撮影していく技法をストップモーション・アニメーションという。この技法でちょこちょこっと被写体を撮影して、GIFとかショートムービーとかにすると、目立つアクセサリーになったりすることがある。
コマ送りで写真を撮りさえすればアプリでつなげてアニメーションにすることは簡単だ。でも、ストップモーション撮影に特化したアプリには、絶対欲しい機能というものがある。それはずばり、「直前のコマの残像を表示する機能」。
つまり、こういうこと。
この機能がないと、ちょっとずつ動かしていくその”ちょっと”の加減が難しくて、動きの幅にムラが出る。
この機能を持っているアプリの例を2つ紹介する。
Clayframes Lite
このアプリは残像表示ができるストップモーション作成アプリ。avi形式で出力できる。英語だが設定項目も少なく、普通に使う分にはとくに困ることはない。動作も安定していて、この手のアプリとしては最も使いやすい。
ただ、lite版だと50フレームまでの作品を2つしか撮れないという制限がある。しっかりしたものを撮りたければ有料版(399円)を買うこと。
lite版も一旦アンインストールしてからフォルダを手動で削除し、もう一度インストールすればまた2作品撮れる。この再インストール方法は、lite版を試そうとして失敗し、もう一度始めから試したいときに使える。でもこの方法で何作品も撮影しようとするのは、前に撮ったものの修正がしたくても元データが手元にないのでできないことになるので実用的ではない。
<ダウンロードサイト>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=jal.clickstudiofree.mainpack&hl=ja” width=”300″]
GIFアニメカメラ
こちらはGIFアニメを作成するアプリ。残像表示ができるので、プチ・ストップモーションアニメの撮影も可能。完全フリー版なので制限なし。動作も安定している。
<ダウンロードサイト>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=com.okworks.timelapse&hl=ja” width=”300″]
フリーズするようなアプリが多い中で、この2つはとてもいい感じで動いてくれる。ちょっとしたGIFが欲しい時にはおススメのアプリだ。