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お得感が抜群!Let’s Note(レッツノート)の法人向けリースのリユース品がおすすめ!

パナソニックの「Let’s Note(レッツノート)」は1996年のデビュー以来、ビジネスマン御用達のノートパソコンとして第一線に君臨し続けている。特に2002年に誕生したCF-R1からはタフなシルバーの筐体に1kgを切る軽量さをウリにしたコンパクトな姿となり、モバイルPCとしての知名度が爆上がりした。

現在でもモバイルPCの最先端を行くLet’s Note(レッツノート)だが、実は中古市場が熱い。本記事ではレッツノートのリユース品・中古品のおすすめをしていきたい。

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レッツノートの中古がおすすめ

新品のLet’s Note(レッツノート)の価格は常に高め設定だけれど、もともと造り込みがしっかりしていて長持ちするため、リユース品(中古品)も多く出回っている。

中でもおすすめは法人向けリース品の中古だ。リース品は企業からの貸し出し品であるため個人用と比べると丁寧に扱われる傾向にある。外見的にもOKなものが多いし、累積使用時間も少なめだったりする。

法人向け(ビジネス向け)パソコンは個人向けパソコンとは型番が異なり、スペックも個人向けにはないものも見られる。パナソニックの公式サイトでも個人向けと法人向けは分けて記載されている。

法人向けのレッツノートを購入する際に注目したい点をいくつか挙げていこうと思う。

メモリーの増設が可能なものがおすすめ

レッツノートの中古品を購入する際には、メモリーの増設が可能かどうかに注目したい。ひと昔前ならノートパスコンのメモリーなんて自分で増設・交換するのが当たり前だったのだけれど、最近の機種はどれもメモリーがオンボードになっているため、交換や増設ができない。

法人向けレッツノートでメモリー増設が可能なものは次の通り。

製品型番最大メモリー容量製造年
CF-B10最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1  2011-2013
CF-B11最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2012-2016
CF-LX3最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2013-2016
CF-LX4最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2015-2016
CF-SX1最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2012-2013
CF-SX2最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2013-2015
CF-SX3最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2014-2016
CF-SX4最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2015-2016
CF-NX1最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2012-2015
CF-NX2最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2013-2016
CF-NX3最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2014-2016
CF-NX4最大8GB(非公式16GB)拡張スロット1 2015-2016

上記の製品は搭載メモリーが4GBしかないものを購入したとしても、ユーザーが自分でメモリー増設ができる。

安価に大容量メモリーを搭載することができるのは魅力的だ。ノートPCで16GBメモリーなんて、結構憧れる。

メモリーの価格相場は?

法人向けレッツノートの対応メモリーは次の通り。

製品型番対応メモリー価格帯(8GB)
CF-B10DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM2011-2013
CF-B11DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM2012-2016
CF-LX3DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)2013-2016
CF-LX4DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)2015-2016
CF-SX1DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)2012-2013
CF-SX2DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)5,000円前後
CF-SX3DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)5,000円前後
CF-SX4DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)5,000円前後
CF-NX1DDR3-1600 PC3-12800 SO-DIMM4,500円前後
CF-NX2DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)5,000円前後
CF-NX3DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)5,000円前後
CF-NX4DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM(低電圧)5,000円前後

なお、ノートPC向けのメモリーには通常電圧版(1.5V)と低電圧版(1.35V)とが存在し、通常電圧版の【DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM】や【DDR3-1600 PC3-12800 SO-DIMM】という規格の製品もある。

1.35Vの低電圧版でも1.5Vの通常電圧に対応している製品も存在する。

【DDR3L-1600 PC3-12800 SO-DIMM】は汎用性が高い低電圧版で、1.5Vにも対応している。CF-SXシリーズとCF-NXシリーズのすべての機種に対応するため、普通はこれを購入する。

16GBをめざす人なら2枚組がおすすめ。

でもCF-SX1とCF-NX1に限っては【DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM】や【DDR3-1600 PC3-12800 SO-DIMM】が使える。【DDR3-1333 PC3-10600 SO-DIMM】の8GBなら4,000円以下で購入できる。

人気の高いCF-SXシリーズやCF-NXシリーズの対応メモリーをまとめると、次のようになる。

メモリーの規格対応電圧対応機種
DDR3-1333 PC3-106001.5VCF-SX1、CF-NX1
DDR3-1600 PC3-128001.5VCF-SX1、CF-NX1
DDR3L-1333 PC3L-106001.35VCF-SX2、CF-NX2
DDR3L-1600 PC3L-128001.35VCF-SX2/SX3/SX4
CF-NX2/NX3/NX4
DDR3L-1333 PC3L-106001.35V/1.5VCF-SX1/SX2
CF-NX1/NX2
DDR3L-1600 PC3L-128001.35V/1.5VCF-SX1/SX2/SX3/SX4
CF-NX1/NX2/NX3/NX4

最大16GBにするには分解が必要なことも

とは言っても、非公式の16GBを実現するには手間がかかる場合がある。CF-NXシリーズの場合、ネジをいっぱい外してケースを開けて、もともと挿してある4GBメモリーを8GB に換装してから拡張スロットに8GBを挿す。

この作業をしたくない人は内蔵の4GBメモリーはそのままにして、拡張スロットに8GBを挿して12GBにすることで手を打ったほうが無難だ。

16GB増設の作業は下記の動画が詳しい。

オンボードで16GB搭載の製品も

一方、オンボードながら大容量のメモリーを積んでいる製品もある。

法人向けレッツノートのうちメモリー増設ができない機種は、現行機種も含めて次のシリーズが該当する。

製品型番最大メモリー容量製造年
CF-LX5オンボード16GB/8GB/4GB 拡張スロットなし2016-2020
CF-LX6オンボード16GB/8GB/4GB 拡張スロットなし2017-2020
CF-LVシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし2018-
CF-SVシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし2018-
CF-QVシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし2019-
CF-RZシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 
CF-LXシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 
CF-SZシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 
CF-XZシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 
CF-AXシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 
CF-MXシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 
CF-FVシリーズオンボード16GB/8GB 拡張スロットなし 

繰り返しになるけれど、オンボードのメモリーが採用された製品はユーザーによるメモリー増設が不可能だ。その対応策として、最初から16GBを搭載しているタイプが用意されている。

ただし残念なことに16GB搭載のものは中古で出回ることが少ない。安価で入手するのはかなり難しいと思う。

レッツノートの中古品の価格相場は?

中古のLet’s Note(レッツノート)の価格相場はおおむね次のようになっている。

CF-SX4(8GB)・・・30,000円前後

Core i5を積んだCF-SX4は中古のレッツノートの中でもイチオシ。メモリー8GB、DVDドライブ内蔵で価格は28,000円から35,000円くらいまで。

このタイプは8GB積んでいればWindows 11でも問題なく動く。

CF-NX4(8GB)・・・25,000円前後

CF-SX4と同様にCore i5を積んだCF-NX4は中古の玉数も豊富。メモリー8GBで価格は20,000円から30,000円くらいまで。

CF-LX4(8GB)・・・38,000円前後

CF-LX4は中古があまり出回っていない。Core i5搭載、メモリー8GBで価格は35,000円から40,000円くらい。

Core i5以上なら普段使いに問題なし

CPUの進化は留まることを知らず、2022年現在では最新機種はインテルの Iris Xe グラフィックスエンジンを内蔵したCore-i7を搭載しており、処理速度も格段に上がっている。

もちろん爆速CPUを積んでいるに越したことはないけれど、よほど高負荷の作業をするのでなければ一世代前のCore-i5でも十分に通用する。

例えばCF-SX4(Core-i5/8GB)でも、要求スペックが比較的高いアプリも動く。

例えば国産のバーチャルSNSとして躍進著しい cluster(クラスター)も、CF-SX4やCF-NX4でデスクトップモードを楽しめる。注目を集めているワールド「バーチャル大阪」などもモバイルPCで訪問できる。

世界的に人気のソーシャルVRアプリ VRChatもOK。

Netflixなどの動画配信サービスも問題なく再生できる。レッツノートはHDMI出力ポートもあるので、テレビに接続すれば大画面での視聴も可能だ。

メモリーの増設

メモリーが増設できるタイプの場合、背面のカバーをプラスドライバーで開けて、空いている拡張スロットに差し込むだけ。

なお、増設作業中はバッテリーを抜いておいたほうがいい。

ちなみにメモリー増設が利かないタイプの場合、背面は至ってシンプル。自分で開けて何かをする余地は全くない。

SSDの交換

メモリー増設が可能なタイプはSSDの交換も比較的容易にできる。交換方法の詳細は省くけれど、通常はバッテリーを外したところにSSD/HDDの収納スペースがある。

下記のLX4の動画がとても参考になる。

メモリー増設ができないタイプの場合、SSDの交換は簡単ではない。やってできないことはないけれど、カバーを丸ごと外さなければならないので大仕事だ。換装したい時は業者に依頼したほうがいい。

下記はSZ5のSSD交換の動画。とてもわかりやすい。

2万円前後での購入がおすすめ

Let’s Note(レッツノート)の中古品を購入する場合、当然ながら新しい機種であるほど金額は高くなる。中古品への信頼度にもよるけれど、あまり高い値段で中古品を購入するのはあまりおすすめしない。

理想的にはCF-NXシリーズやCF-SXシリーズあたりを20,000円前後で購入するのがいいと思う。これくらいの価格帯なら玉数も豊富だし、2年も使えれば月額1000円以下で24か月リースしたと考えればいい。

まとめ

以上、Let’s Note(レッツノート)の中古品のおすすめ機種と価格情報、メモリー増設や補足情報についてまとめてみた。

レッツノートだと軽くて持ち運びも楽だし、熱対策がしっかりしているので筐体が熱くならない。我が家には何だかんだで3台ほどあり、家にいるときはHDMIケーブルでモニターにつないで大画面で使い、PC環境をそのまま持ち出すことができて便利。

安く購入できれば、これほどお買い得感のあるノートPCは他にはないかもしれないと思っている。

この記事の執筆者:おき兄(おきにい)
PCで遊び続けて数十年。ガジェット好き。マザーボードに美しさを感じる系の人。子供の頃からいろいろなものを組み立てたり壊したりしてました。最近はVR/MR的な世界に傾倒しつつあります。
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