Watts(ワッツ)という素晴らしくキャッシュレス化に対応た100円ショップが近所にあるのだけれど、先日そこで500円のワイヤレス充電器を見つけた。
家にあるスマホの中で、ワイヤレス充電に対応しているのはGalaxy S10だけだったので、今までワイヤレス充電器とは縁がなかった。まあ500円なら試してみるか、と思って購入。
目次
ワイヤレス充電器の問題は熱
ワイヤレス充電器は送電用のコイルに受信用のコイルを近づけて磁界を発生させて誘導電流によって充電させる・・・そうなのだけれど、詳しいことは全く頭に入ってこない。
ただ、最も問題視されているのは、
「充電中にスマホが熱くなる」
ということだ。
実際、スマホも充電器も熱くなる。
充電できるような仕組みを持っているのだから、500円の充電器であっても充電はできる。満充電までの速度は有線の2~3倍かかるのが当たり前らしいので、安かろう遅かろうは仕方ないものと諦めるとしても、やはり問題なのは熱だ。
バッテリー温度は39℃を超えた
Androidなのでバッテリー温度を表示してくれるフリーソフトも存在する。Android機はラクだ。iPhoneだとそうはいかない。
充電しながら測ってみると、数分後には当たり前のように39℃まで上がった。危険温度のデフォルト値は38℃のようで、温度計測ソフトが警告メッセージを発した。
バッテリーの寿命が短くなるそうだ。それは怖い・・・。
きっとこのまま放っとけば40℃を超えるだろうし、一晩ずっとそのままにしたらどうなるかわからない。
でも調べてみたら、値段の安い高いに関わらず、どのワイヤレス充電器も熱くなることに変わりは無いらしい。
熱くならないように使うしかないのだ、と思った。
熱くならないようにする工夫
一般的には、次のようなことに気をつけないとダメらしい。
・カバー(ケース)を外して、直に置く。
・日なたなど、もともと温度が高くなる場所でやらない。
しかし、いちいちカバーを外すのは現実的じゃない。そもそもテーブルにじかに置いていること自体が問題なのではないだろうか。
実際、充電器の下のテーブル面まで熱くなっている。熱の逃げようが無いのだ。
冷却ファン付きの充電器もある
冷却ファンが付いている充電器が人気らしい。昔、ノートパソコンをファンで冷却する台があったけれど、そういうことだ。風を送り続ければ冷えてくれる。
手っ取り早くアイスノンでも下に敷いておきたいところだけれど、冷却しすぎると結露で壊れそうだ。パソコンのCPUと同じで、ヒートシンクのようなものの上に載せておくのがいいのでは?
充電器の直置きを避ける
とりあえずの対策として有効なのは、ワイヤレス充電器の直置きを避けることだった。
風通しの良いものの上に設置するだけでもかなり違う。プラ製のメッシュのペンたてに載せて充電したところ、30分間充電しても36℃のままだった。これならいける。いけるのか?
Wattsのワイヤレス充電器はなかなか良さそう
以上、100円ショップ「Watts(ワッツ)」にて500円で購入したワイヤレス充電器の紹介。なかなか普通に使える充電器だった。
もちろん無事に充電し続けられるかはしばらく使い続けてみないとわからないけれど・・・。
USBアダプターは別途必要なので、これも100均で以前購入した2.4A対応のものを使った。急速充電は期待していない。
満充電を感知して給電を停めてくれるようだ。100%超えても置いておいたら、それ以降は充電しないからバッテリーが減っていった。温度さえ上がらないように工夫すれば、置きっぱなしでも大丈夫なのかな。
一応は使えるものなので衝動的無駄遣いにならなくて良かった。脚を付けるなどして置き方を考え、サブ的な充電アダプターとして時々使おうと思う。