デジタルビデオで撮影した動画を編集してYoutubeにアップしたり、ブルーレイ用にまとめたりする作業はCorelのVideoStudio Proがとても使いやすくて いいのだが、15,984 円(パッケージ版)という値段が購入を躊躇させる。動画を切ったり貼ったりして、つなぎをトランジションでかっこよくしたりすることができればそれで十分なので、あまり凝ったものをつくろうとしなければフリーソフトでも事足りてしまう。
エフェクトもトランジションもおまかせの「VideoPad」
フリーの編集ソフト「VideoPad」は、編集したい動画をタイムラインにドロップして、つなぎにトランジションを選んで、必要に応じてエフェクットをかけて、字幕を載せて、音楽を合わせて動画データとしてエクスポートする、という「VideoStudio」でやっているのと同じ作業を普通に行うことができる。
VideoStudioとVideoPadのインターフェースと比較してみると、並びこそ違えど、直感的に使える点ではむしろ「VideoPad」のほうが使いやすいくらいだ。
・VideoStudioのインターフェース
・VideoPadのインターフェース
エフェクトやトランジションを選択するダイアログはこんな感じ。
・エフェクト
・トランジション
テキストを入れたい場合も、「文字を追加」ボタンを押して、テキストを入力し、設置するだけ。
変換やアップロードも自在
編集が終わってエクスポートをする際のファイル形式もavi、wmv、mpg、3gp、mp4など標準的な形式は全てサポートしている。また、Youtubeに直接アップロードすることもできるので手間を省けて便利。
フリーソフトにありがちだが、残念なことに変換にかかる時間は長め。でも仕上がりは市販ソフトに比べても遜色なし。
使用頻度にもよるが、あまり何度も使わないような人にはフリーソフトのほうが断然おススメだ。
<ダウンロードサイト>
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