私の住んでいる長野県では様々な昆虫が見られ、これからの時期は家の庭でセミの羽化が観察できたりする。県内のとある公園では長年かけて蛍を保護し続け、蛍の飛び交う公園をつくった。一方、上高地ではゲンジボタルが増えすぎて今年から駆除を始めるらしい。
[moreタグ]
多すぎても少なすぎてもダメだというのは、生態系への影響云々というより人間側の都合だ。現実世界にはいろいろ都合があってめんどくさい。スマホの世界の昆虫採集は、人も昆虫もその点気楽だ。
小鳥のさえずる森で昆虫をじっと待つ「世界の昆虫採集ライト版」
昆虫があまりいない都会では時折、昆虫ブームが到来する。一昔前はムシキングが流行ったりした。近年はスマホで気軽にバーチャル昆虫採集ができ、3Dのリアルな昆虫の姿をじっくり眺めることができる。バーチャルでも何でも、昆虫に関する知識が身に付くことはいいことだ。本物が近くにいないのだからスマホアプリが尚更役に立つ。
「世界の昆虫採集ライト版」は有料版「世界の昆虫採集」の機能制限されたバージョンだが、リアルな3Dテクスチャの昆虫を捕まえる楽しさを存分に味わえるゲームだ。木の幹に餌をぬり、集まってくる甲虫を捕まえるというただそれだけのことなのだが、バーチャルの世界でやってもすごく楽しい。背景がリアルで、昆虫の描写も精細なので余計にのめり込んでしまう。
採集した昆虫を虫眼鏡で詳しく観察して3つのチェックポイントを見つけると、その昆虫の名前が判明する仕組みになっている。集めた昆虫は昆虫図鑑としてストックされ、そのレア度に応じて報酬がもらえる。報酬を使って餌を購入し、また新たな昆虫を捕まえるというゲームだ。
最近は昆虫の絵が描けない子どもも多いらしい。こういうリアルな画像が満載のゲームに親子でチャレンジするのもいいかと思う。
超リアルでグリグリ回せる「The 3D昆虫 セレクション II」
このアプリは画像の拡大や回転が自由にできるので、スクリーン上でグリグリと回転させながら細部まで観察することができる。観察できるのはカブトやクワガタが12種。甲虫好きにはリアルな画像の光沢がたまらない。
昆虫トランプでたのしく遊ぶ「昆虫フリーセル」
カブトムシやクワガタなどの昆虫の絵を使ったトランプで楽しむフリーセル。世界の有名な昆虫が大集合。とにかく昆虫が好きという人におすすめ。
昆虫を扱うアプリは年々リアルになってきている。リアルで見られない分、3D画像で知識の埋め合わせしないと、昆虫の面白さや神秘さが忘れられてしまうかもしれない。
しかし今ではもう、夏休みに昆虫採集をした経験がある人って、それだけで歳がばれちゃうんだろうね。私も含めて。