スマホのバッテリーを長持ちさせるためには、不要なタスクを強制終了させる、いわゆる「タスクキラー」のようなアプリが有効なのだと思っていたのだが、どちらかというとスクリーンロックがかかっている時の余計な動作を制御した方が効果的らしい。やっぱり一番バッテリーを消費させるのは無駄な通信だからね。
人気の節電アプリ「JuiceDefender」
最も人気の高い「バッテリーを長持ちさせるアプリ」と言えば「JuiceDefender」だろう。機能制限付きフリーの洋物。スクリーンロック中はメール同期やアプリの更新などのバックグラウンドで行われる通信を15分に1回に制限してくれる。
実際のところバックグラウンドで通信しているアプリなんてそんなにあるのかと疑問に思うが、これが結構ある。特にタスクを終了させないでほっといたアプリが多かったりすると尚更だ。長い間使い続けたスマホのアプリ設定画面を見ると、それぞれのアプリがバックグラウンドでどれだけ通信しているかがわかり、びっくりする。定期的に通信しているのはメールだけではないのだ。
JuiceDefenderをインストールして、設定画面からアプリを有効にするだけで、節電機能が働くようになる。フリー版の場合、使えるプロファイル(節電モード)はBalancedだけだが、これでも十分に効果が感じられる。
サイト閲覧やゲーム、音楽など実際にスマホを使っている時のバッテリー消耗はどうしようもないが、少なくともスクリーンロック状態の時のバッテリー消費は限りなく0に近くなる。ロックされる前とロック解除後のバッテリー残量が同じであることは大きな成果だ。
<ダウンロードサイト>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=com.latedroid.juicedefender” width=”300″]
スクリーンロックでタスクを停止してくれる「Advanced Task Manager」
JuiceDefenderだけでは心もとない、やっぱりタスクを終了させたい、という人は「高級タスクマネージャー」というアプリを併用するといい。このアプリはスクリーンがオフになると自動的に指定タスクを強制終了させてくれるというもの。
終了させたくないアプリは除外できるし、スクリーンロックしてから強制終了が始まるまでの時間を遅延させることもできる。何でも構わず終了させてOKなら、スクリーンロックがかかるたびにすっきりするからこれもありかも・・・。
<ダウンロードサイト>
[browser-shot url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=mobi.infolife.taskmanager&hl=ja” width=”300″]
電池の持ちなんて、PCのメモリーと一緒で、物理的に増やさない限りそうそう違いが出るものじゃないのかもしれない。でも、無駄を省くということは何にでも通用する省エネ対策だから、ちょっと試しにやってみるのもいい。使っているアプリによっては意外なほど効果があるかも。