10月1日から使えるようになるRポイントカード。Rは楽天のR、つまりは楽天スーパーポイントが実生活の場に出てきた形になる。ポイント好きな私としては、新しく登場するシステムはとりあえず使ってみないことには気が済まない。
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カードを手に入れて使えるようにしておく
むずかしいことはひとまず置いておいて、とにかくRポイントカードを手に入れる。Rポイントカードは現在のところ5種類あるらしいが、手っ取り早いのはサークルKサンクスに行ってレジでもらってくること。
このカードの番号をネットで登録しておくことで、Rポイントが使えるようになる。これを使おうと考える人はたいてい楽天の登録は済ませてあると思うが、それも含めると登録するのは+K(プラスケイ)会員登録・+KへのRポイントカード番号登録・楽天会員登録・楽天へのRポイントカード番号登録ということになるらしい。
下図は公式サイトからの引用。
Tポイントとの比較
大先輩のTポイントに対抗したかのようなRポイントだが、Tポイントとの住み分けはどうなっているのだろうか
コンビニでは?
Rポイントが使えるコンビニはサークルKサンクス(約6,325店舗)とポプラ(653店舗)。Tポイントが貯まって使えるのはファミリーマート(約11,000店舗)とスリーエフ(約640店舗)。
Rポイントは100円の買い物で1ポイント貯まり、50ポイント以上から1ポイント単位で使える。Tポイントは200円の買い物で1ポイント貯まる仕組みなので、それだけを比較するとRポイントのほうが貯まりやすいように見える。
コンビニ以外の店舗では?
Rポイントが使えるのは大丸と松坂屋、Tポイントが使えるのはマルエツ・マミーマートなど。かたや大都市にしかない大型デパート、かたや地域限定の小売店舗なので、全国区ではないという点では引き分けか。
ガソリンスタンドでは?
Rポイントは出光(イデミツ)、TポイントはENEOS(エネオス)。どちらも全国区なので使い勝手は同じ。
飲食店では?
Rポイントの目新しさは、ミスタードーナツで使える点。また、PRONTOでも利用できる。しかし、飲食店の種類では、ガスト・バーミヤン・牛角など全国展開の店で使えるTポイントには遠く及ばないのが現状だ。
その他
Tポイントは一部のドラッグストアで使える。これは今のところRポイントにはない強み。また、スポーツ用品店や書店などもTポイント側にしかないので、リアルの世界での買い物ではTポイントの勢力のほうが圧倒的に強い。
楽天での買い物が多い人はRポイントカードは必携
単純に比較できないのがポイントの世界だが、楽天で買い物をすることが多い人や、期間限定ポイントを無駄にしてしまいがちだった人にはRポイントカードは必携だ。使い切らなければ流れてしまう期間限定ポイントをサークルKサンクスで使えるのは、それだけでうれしい。
ポイントの話はTかRかで終始するものではない。Lawson系のpontaもあるし、電子マネーの部類に入るがSeven系のnanacoもある。複雑な世界ではあるが、使いこなせれば思わぬところで得をする。知らないと損をする話がゴロゴロしている世界でもあるのだ。