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「モスバーガー」「マクドナルド」「スターバックス」「ドトール」・・・ファストフード店の無料WiFi競争が始まる”うれしい”予感

ファストフード店のWiFiが、軒並み無料サービスになってきている。直近の話だとマクドナルドが全国1500店舗で無料WiFiを始めるという。

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無料WiFiがあると客の回転が悪くなるという懸念があって、長い間どのチェーン店も導入に後ろ向きだったけれど、格安SIMが広まってきた昨今では、回線難民がWiFiを求めて集まる場所はどうしても無料WiFiのある店になる。しかも”15分×3回”みたいな渋い条件ではなくて、”終日無料”のように太っ腹なサービスが歓迎されるのは言うまでもない。

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モスバーガー

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モスバーガーは2016年5月から「MOS BURGER Free Wi-Fi」のサービスを開始している。年内には国内店舗の9割にあたる約1200店舗に導入するというから、かなり本気だ。

店舗からアクセスできるエントリーサイトにて、メールアドレスを登録するだけで1440分利用できる。一度登録してしまえば翌日からは再登録の必要はなく、利用確認ページでIDとパスワードを入力するだけで使えるようになる。

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ちなみに初回の登録の際には、確認メールを受け取れる回線が別途必要であるため、キャリアの通信回線を持たない端末(WiFiのみの端末)では返信メールを受け取るすべがなく登録が完了できないので注意は必要。

登録したメールアドレス(ID)とパスワードは6か月間利用しないと消滅する。

公式サイトでは”Free Wi-Fi”の他、”コンセントのある店舗”も検索できるようになっている。これはうれしい。

マクドナルド

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「マクドナルド FREE Wi-Fi」は6月20日からサービスを開始する。最初こそ東京都内150店舗だが、7月末までに全国1500店舗で使えるようにする予定とのこと。無料WiFiの導入により、諸事情で客離れが著しかったマックに、ある程度の客足が戻るのは間違いない。

今回のフリーWiFiはソフトバンクが提供するサービスだが、そもそも10年以上前に一時、マックにはフリーで使えるWiFiサービスがあった。Yahoo!BBモバイルか何かの試験運用で数年間無料提供が続いていたのだが、マックで無料でWiFiが使えるのはその時以来かもしれない。

ただし、全国3000を超えるマックの店舗のうちの1500店舗。全部導入しても地方のマックにまでは設置の手が回ってこない恐れがある。おそらく実際に恩恵にあずかれるのは、しばらくの間は都市部の人だけだろう。

スターバックスコーヒー

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スターバックスは回線難民が最も多く集まっているコーヒーショップといえる。コンセントが使えるため、かなり大きめのノートPCを持ち込んで作業をしている人がかなり多い。あまり多すぎるので、無料WiFiに時間制限(3時間前後)や強制ログアウト時間(1時間ごと)を設けている店舗もあるという話。

スターバックスの無料WiFiは株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供しており、店舗外からでも登録ページにアクセスできる。。WiFi以外にメールを受け取れる環境があれば店内でも新規登録はできるが、PC等を使って事前にアカウントを取得しておくほうが簡単なのでそちらをおススメする。

ドトールコーヒーショップ

By: MIKI Yoshihito

ドトールでも3時間無料で使えるWiFiサービスを実施している。これはWi2premiumのゲストコードを無料で貸し出すという形で提供されるもので、所定のメールアドレスに空メールを送って返信メールでゲストコードを取得する。

1日3時間でその日限りのゲストコードであるため、翌日にまた3時間使いたい場合は空メールの送信からやり直す。

その他

一部の店舗にしか導入されていないものの、以下のチェーン店でも無料WiFiサービスを実施している。

◇ロッテリア・・・「LOTTERIA Free Wi-Fi」が都内7店舗で実施されている。(上野ルエノFS店、渋谷道玄坂店、
新宿中央道り店、JR大久保店、銀座クリスタルビル店、渋谷道玄坂店、お台場ヴィーナスフォート店、池袋東口店

1回30分、1日16回まで接続可能とのこと。

◇フレッシュネスバーガー・・・2015年に「FRESHNESS FREE WiFi」のサービスを開始。主に東京の店舗で導入。2016年現在で34店舗。公式サイトで実施されている店舗を検索できるようになっている。

→店舗検索(公式サイト)

◇コメダ珈琲店・・・一部の店舗で無料のWiFiサービスが実施されている。「komeda_free_Wi-Fi_SB」のようなアクセスポイントが見つかれば、その店舗では無料でWiFiサービスが利用できる。

ただしこのサービスを利用するには電話番号の登録が必要なので、通話付きの回線契約が必要。

なお、店舗によってはFREESPOT-ブロードバンドオアシス-のサービスが利用できるので、こちらも調べてみるといいだろう。


◇シアトルズベストコーヒー・・・まだ店舗数そのものが少ないコーヒーチェーンだが、FREESPOTのWiFiサービスが使えるところが多い。



これからの外食産業は、無料WiFiの提供は当たり前になるだろう。これだけスマホだのタブレットだのを使う人が増えると、回線難民ばかりで町はあふれかえる。無料のWiFi環境がある店とない店が並んでたら、迷わずある店に入る人が圧倒的の多いのではないだろうか。

この調子で無料WiFiが当たり前の世の中になっていくと、各キャリアが展開している有料のWiFiサービスは必要なくなるかもしれない。

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[この記事を書いた人] おき兄
デジタル世界で遊び続けて十余年。ガジェット大好き。組み立てたり壊したりするのも好き。昔はマザーボードに美しさを感じたりしていました。最近はVR/MRに傾倒。Xアカウント:@Okiniでも情報共有。

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