今夏登場予定の新MVNOサービス『LINEモバイル』ならLINEやFacebookやTwitterの通信料は無課金。これはユーザーにはうれしいけど、他社は大変だ。また価格破壊か・・・。
大手キャリアの料金プラン見直しの動きもあり、また、新たなMVNO会社も増加し続ける中で、今回の「LINEモバイル」のような固有のサービスをウリにする会社の登場はとても目新しい感がある。
これが既存の会社の料金にどのような影響を与えるだろうか。
この『LINEモバイル』、厳密にはLINEを無課金とする料金プランと、FacebookやTwitterも含めて無課金とするプランは異なるらしい。さらには、LINE MUSICを無課金とするプランも検討しているとか。
→“LINE無料”を打ち出した「LINE MOBILE」の衝撃――業界には大きな課題も(ITmedia)
いずれにしてもこのサービスの持つ魅力はユーザーにとって乗り換えを決断させるのに十分な威力を持っている。っていうか、LINE使ってない人いないよね、っていうぐらい浸透している今の世の中で、LINE関連が無料になったら独り勝ちでしょ、という感じだ。
そして、大きな流れで一気に形勢を変えようとするかのように、LINEは同時に『LINE Pay カード』の無料配布も始めている。
LINE PayカードはJCB加盟店でクレジットカードのように使えるプリペイド式のカードで、2%(100円ごとにLINEポイントが2ポイント付与される)という非常に高い還元率を誇る。将来的にはLINEポイントからAmazonギフト券やnanacoポイントへの交換も可能になるとのこと。
→誰でも持てる「LINE Pay カード」が登場。世界約3,000万店でお得に買い物♪(LINE公式ブログ)
これも「無料なら申し込んでおくか」というユーザーが大半だと思うので、爆発的に普及することが予想される。LINEポイントの使い道がないユーザーにとっても、Amazonギフト券やnanacoポイントならば貯まって困ることは何もない。
LINEの新しい事業展開で、いよいよLINE王国の侵攻が始まったのかもしれない。強いものには巻かれておきたい筆者は、即座にLINE Pay カードの登録を済ませたのだった。
LINEがモバイル通信事業に参入へ–LINEの機能はすべて通信量から除外
記事からの引用・・・
LINEは3月24日、モバイル通信事業に参入することを発表した。NTTドコモのネットワークを利用し、月額500円からの通信サービス「LINE Mobile」を夏ごろに提供することを、同日開催されたカンファレンスで明らかにした。
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March 25, 2016 at 09:56AM