Windowsのシェルは重たい。Windows 8は特に。8.1でデスクトップを疑似復活させたけれど、重たいことに変わりはない。そもそもExplorerが便利だからとデスクトップにたくさんのアイコンを並べたり、データフォルダを置きっぱなしにしたりすると煩雑になるし余計重くなる。シンプルに使うならばシェルはExplorerである必要はないと思う。
なんでこんなことをわざわざ書くのかというと、実は言い訳のためだ。ノートPCをいろいろといじくっていたら、Explorerの再起動を繰り返す不具合から抜けられなくなった。原因になっているDLLは判明したのだけれど、不具合が解消できそうにない。なので「こんな重たいシェルなんか使ってられるか!」という理由をでっち上げて、シェルを変更することにした。
いつもならOSを入れ直してしまうのだけれど、SIRIUSが入っていてシリアルの再発行が面倒なので、シェルの変更でお茶を濁す。
Explorerの代わりにbblean(BlackBox)を
結構昔からある代替シェルなのだけれど、Windowsに正式採用してほしいぐらい軽くて使いやすく、しかもスタイル変更が簡単でスキンも豊富でなかなか楽しいシェルだ。
bbleanは公式サイトでダウンロード。64bit用もある。Win8でも問題なく使える。
インストールして使ってみれば何となくわかるシロモノで、シェルをこれに代えるとWindowsじゃないみたいにおしゃれになる。
自分の場合Explorerを完璧に無きものにしたかったので、regeditでshellを変更。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
→Shellを”blackbox.exe”に。
好みに合わせてStyleを変えて楽しむ
Styleファイル(スキン)は適当に拾ってくればいいのだけれど、公式サイトならStyles Packsがダウンロードできる。まとめてインストールして実際に充ててみて試せばいい。
インストール先がC:\bbleanならばC:\bblean\stylesフォルダにダウンロードしたファイルをぶち込んでいく。Styleの変更は右クリックで[Style]を選択。
ちなみにこのStyleファイルはほとんどが英語圏で作成されているので、FontをMeiryoとかMS Gothicとかに代えないと文字化けする恐れが。文字化けを直すにはStyleファイルをエディタで開いて、Font欄を全て書き換える。(置換でOK)
まあ多少の不具合はあるみたいだけれど、基本的には大丈夫そう。何といっても軽いし。しばらくはこれで使ってみようと思う。
<追記> PhotoShopやChromeなど、アプリによってはアプリケーションバーがダブってしまって使いにくい場合がある。その場合は下記要領で特定アプリケーションに対してSkinを無効にすることで対応。
①BlackBox > bbLeanSkin > Toggle Log. で ログを表示させる。
②Skin適用外にしたいアプリを起動させて、ログを確認。
③BlackBox > bbLeanSkin > Edit Exclusions でExclusions.rcファイルの末尾にプログラムのパスを書く。ログに出たとおりに。
これでさらに快適。