OSやインストーラーをUSBメモリーに仕込んで使うと便利で楽しいという話

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CD/DVDドライブが無いNetBook的なPCにWindowsをインストールするのは、ひと昔前なら不可能だった。ちょっと前までならかなり手こずった。でも今ではUSB経由でブートできるPCがほとんど。特にUSB-HDDとかUSBメモリーから起動できると結構速いので、それを利用していろいろできるようなOSとかアプリが出回っている。試してみたものをいくつか。


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USBメモリーをWindowsのインストールディスク代わりに

Windowsの場合、USB接続の光学ドライブでも無難にインストールできるのはVista以降のOS。XPのインストールCDではうまくいかないNetBookが多い。これを解決してくれるのがフリーソフトの「WinSetupFromUSB」。このソフトはインストールCDの中身をUSBメモリーにコピーしてBootableUSBにしてくれる優れもの。

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 USBメモリーは自動で認識されるので、OSのインストールディスクの入っているドライブを指定して、「Auto Format With FBinst」でOK。あとは「GO」をクリックするだけ。OSの種類とUSBメモリーの書き込み速度によって仕上がり時間は異なるが、結構かかるのでしばらく放っておくこと。

出来上がったUSBメモリーはインストールCDと同じように使える。今となってはサポート終了が秒読み段階のXPだが、古いネットブックのスペックにはやはりXPが最適。この方法でCD-ROMドライブ無しでもXPをクリーンインストールすることが出来た。

Android x86をUSBメモリーにインストール

Android x86については 「AspireOneにAndroid x86を入れて使えるようにしてみた」でも触れたけれど、その時とはAndroid x86自体のバージョンも4.4.2に上がり、サスペンドをOFFに出来るようになったりインターフェースが多少変化したりして使いやすくなっている。設定画面も含めて日本語になりきれていない部分もあるけれど、特に問題ない。

このAndroid x86をCDでもDVDでもいいのでインストールディスクを作って起動、USBメモリーにまるごと仕込んでしまえばOK。CDドライブからの起動が始まったあたりのタイミングでUSBメモリーも挿しておいて、メニューから「Install ・・・to harddisk」を選ぶ。その後でUSBメモリーを選択してインストール。

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ふつうはsdbとかがUSBメモリーになっているはずなので、間違えてHDDにインストールしたりしないように注意。

Language周りはGoogle日本語入力さえインストールしてしまえばうまく治まる。動作は快適。サクサクした動きがかなりいい感じで、このままメインで使ってしまおうかと思うぐらいの好感触。

最速最軽量のOS、Puppy LinuxをUSBメモリーにインストール

最速最軽量という噂のワンワンLinux「Puppy Linux」をUSBメモリーに入れておくと便利・・・かどうかわからないが、このOSはとにかくかわいい。何気にワンワンと吠えたりする。ロゴもアイコンもパステル調なので、たまにはこういうメルヘンチックなのもいいなあと思ってしまう。

Puppyは公式サイトで落としてきたISOファイルを用いて、「UNetbootin」というLinux系OSをUSBメモリーにインストールしてくれるフリーソフトで 直接突っ込むので簡単。あとはUSBメモリーからPCを起動させるだけ。

4系のPuppy

5系のPuppy

Puppy Linuxは4系と5系があって、超非力な古いPCなら4系の方がいいらしいけれど、さすがにどの生き残りPCでも5系は動く。最初からひと通りのアプリが入っているので、立ち上げるだけで即戦力になるのがとても助かる。ただ、Linux系の常で、ディスプレイ設定などに手間がかかるし、ハードウェア(グラフィック系)によっては最適な解像度に合わせられない場合もある。でも、最軽量を謳うだけのことはある軽快さはクセになりそうなので、ぜひ一度お試しを。

ただし、もしも上記の方法でUSBメモリーからのBootに失敗するようならば、Puppy Linuxのインストール機能を使うのが紆余曲折せずに済む一番の近道。Puppy LinuxのLiveCDをつくってそれを使って起動し、デスクトップ上の「インストール」から「ブートフラッシュUSBインストーラ」を実行。

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USBメモリーをUSB-HDD扱いにしたり、というツールなので、起動しなかったUSBメモリーも、USBメモリーからの起動をサポートしていないPCでも大丈夫だったりする。

ブートフラッシュでインストールする場合、ローカルにPuppy LinuxのISOファイルが保存されていることが必要なのだが、PuppyをダウンロードしたPCで行えばふつうは問題ないだろう。

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Windowsの場合は市販ツールで

もうじきサポートが無くなってしまうWindowsXPも、USBメモリーに環境を丸ごとインストールしておけば、いざという時も安心だ。でも、それを実現するためには市販のソフトが必要。

昔からある「BOOT革命/USB」の場合、自分のPC環境を丸ごとUSB機器にバックアップして、しかもそこから起動させて普通に使える。発売された頃は結構キワモノ感があったが、USBデバイスの読み書き速度の進化と大容量低価格化が後押しして、かなり実用的なツールになった。しかも最近のバージョンは従来の丸ごとバックアップ機能に加えてエクスターナルインストール機能が追加されており、USBハードディスクやメモリーにWindowsをクリーンインストールすることが出来る。

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「Android x86」や「Puppy Linux」などは融通が利くので、他のPCに挿しても動いてくれる。いろいろなOSを使わなければならない人ってのもいないと思うけれど、PCさえあればどこでも自分の仕事環境が再現できるのは、ある意味クラウド的。Microsoftの「Windows to Go」もこういう位置付けなのだろうか。

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