FlickrのバックはYahoo.com
写真保存用のハードディスクがどれもいっぱいで、もう置き場がない。古いデータを整理すればいいんだろうけど面倒だ。そんな私は常々、クラウド・ストレージに保存できればいいなあと思っていたが、いろいろ大丈夫なのかという不安が先立ち、なかなか踏ん切りがつかなかった。 その踏ん切りをつけてくれたのが、米Yahoo傘下の写真共有サービス「Flickr」の「1TB無料」という言葉。現金なもので、DropboxをMAXの15GBで使っていても写真データをアップしようとは思わないのだが、1TBとなると使ってみたくなる。だって1テラバイトだもの。
「Flickr」が開設したのは2004年2月。1TB無料のサービス拡大をしたのが2013年5月。創業会社は2005年にYahooに買収されているので、ログインにはYahoo.comのアカウントが必要。2010年からGoogleやFacebookのアカウントでもOKになったが、2014年になってYahooが両アカウントのログインを不可にしたため、現在ではYahoo.comのアカウントを作らないとFlickrの新規登録はできないようになっている。
英語オンリーだけど新規登録はそれほど難しくない
Flickrの新規登録、というかYahoo.comの新規登録は、自分の携帯電話番号の登録に抵抗がなければ、それほど悩むような入力項目はない。
名,姓,UserID,携帯番号(プルダウンで日本を選んでから、最初の0を省略して入力),誕生日,性別が必須。
この登録が通れば(普通は通る)、Flickrにログインできるようになる。
アップロードとダウンロード 、どちらもかんたん
Yahoo.comのログイン画面経由でログインして、とりあえず写真のアップロード。
メニューのUploadから入り、写真をドラッグ&ドロップするだけ。
アップロードできる写真のサイズは1枚あたり200MBなので、普通の写真なら全く問題ない。適当にどんどんドロップしていって大丈夫。 デフォルトだと一般公開になっているので、差し支えがあれば左下のOwner Settingの欄のEditをクリックして「Only You」に変更しておく。
全部ドロップしたら、右上の「Upload Photos」をクリック。アップロードが始まる。
アップした写真はPhotoStreamで見られる。写真をダブルクリックして開き、共有やダウンロードの操作をするようになる。
まとめてアルバムにしたりできるので、整理は簡単。有料でフォトブックにするサービスもあるようだ。結構大きめの写真をアップしてもサクサク表示してくれるのがいい。ダウンロードする再もオリジナルサイズ以外にいろいろ選べる。
サイトへの貼り付けも、Shareボタンをクリックするとソースが表示されるので、それを貼り付けるだけ。サイズも形式も選べる。
今やFlickrはブロガーになくてはならないサービス。公開された写真を毎日誰かが自分のサイトに引用している。Wordpressのプラグインもいろいろ出ている。まだ使ったことのないブロガーは、無料の1TBを今すぐ借りに行こう。