パケット定額や速度制限無しというコースではないし、流行りの超高速通信でもない。そんなのんびり系の私にはオフラインでも機能してくれるスマホアプリのほうがうれしい。週末に迫ったゴールデンウイークにのんびり旅行をしようという人は、オフラインOKのアプリを1つ2つ仕込んでおけば、いつでもどこでも、電波の届かない大自然の中でも、きっと重宝する。
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オフラインでナビ代わりになるうれしいアプリ「OsmAnd」
「OsmAnd」はOpenStreetMap(OSM)を利用した無料の地図アプリ。地図データをあらかじめダウンロードしておけばオフラインで使える。同様にOSMを利用した「オフラインマップ」というアプリもある。地図を部分的にダウンロードできる点では「オフラインマップ」のほうが便利かもしれないが、私のタブレットでは動作が不安定だった。
「OsmAnd」を国内でオフライン利用する場合、ワールドワイドのデータ(約100MB)と日本全図のデータ(約1GB)をダウンロードすることになる。これには結構時間がかかるので早めに済ませておく必要がある。
ちなみに「OsmAnd」には無料版と有料版があるが、無料版の場合ダウンロードできる地図データのダウンロードが10回(10個)までという制約があるので注意が必要。ただ、ワールドワイドと日本地図とで2回だから、よほどいろいろな国を回る人でない限り10回にはならない。
日本語表記だし、結構詳細な地図なので十分使える。もちろんGPSも使えるのでナビにもなる。仕込んでおけば、いざという時に必ず役立ってくれるアプリだ。
Webサイト一括保存ができる画面メモアプリ「ゼロパケット ブラウザ」
携帯電話のときは画面メモ機能を利用してサイトを保存することができた。スマホでそれを実現してくれるアプリが「ゼロパケット ブラウザ」だ。
閲覧しているサイトをそのまま保存できるのはとても便利。旅先でいちいちアクセスするのと比べると、ロスタイムは極端に少なくてすむ。使い方も至って簡単。閲覧して保存するだけで、リストができていく。
リストから様々な設定変更もできるし、タグをつけて整理することもできる。また、ページ更新も可能。
交通機関の時刻表や行きたいお店の地図など、ちょっとしたページなら保存しておけば事足りる。旅行先の情報をいろいろ保存しておけば、電波の届かない場所でも困らない。
ちなみに写真つきのPC用のページでも2~3MBあれば保存できるので、容量の心配はしなくても大丈夫だろう。
写真をアップすると地図上にマーキングしてくれる「NICON IMAGE SPACE」
「NICON IMAGE SPACE」は写真をアップしてアルバム作成・管理することができるNICONのオンラインサービス。無料会員登録をすることで2GBまでのストレージが利用できます。
写真に位置情報が入っていれば、マップビューで地図と連動表示させることができるので、あとから撮影場所を確認するのにとても便利。
NICONカメラのユーザーなら無料で20GBまで使えるようです。このアプリからTwitterやLINEなどにリンクを送れる。受信側はNICON IMAGE SPACEのアプリがなくてもブラウザーで写真を閲覧することができるので、写真共有にも便利。
通信はWiFi環境がある場所で行い、それ以外はオフラインで使えれば、電池の持ちもいい。オフラインで使えるものは海外でも同じように使える。旅先では常にエコでいきたいものだ。