PC離れが進んでいると言われている世の中だけど、まだまだスマホやタブレットだけで仕事はできない。でも、スマホとPCを掛け持ちして作業をしたり調べものをしたりすることは多いので、上手に連携できると作業効率が上がる。
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老舗ソフト「IPMessenger」も当然Android版がある
スマホやタブレットで調べ物をしていて、「これはPCで見たいな」と思った時に、サイトのURLをPCに送る一番速い方法はやっぱり「IP Messenger」だ。送りたいテキストをコピーして貼り付けて送信するだけ、というのはPC同士で使っていた時と同じスムーズさである。
このソフトはLAN内にいないと使えないという制約はあるけれど、PCとスマホとを使って作業するような場合、WiFi環境であることが多いのだから問題ないと思う。
Dropboxより速いし1対1だから安心!「BitTorrent Sync」
自宅のパソコンで作業していたドキュメントファイルをスマホやタブレットにシンクロコピーする。Dropboxなどで普通に行えるファイル転送だが、どうしてもクラウドストレージというものが信用できなかったり、容量制限がネックになったり、転送速度が遅くて同期に時間がかかるという不満がある場合、これらの環境を自前で構築できるアプリが「BitTorrent Sync」だ。家のPCにBitTorrent Sync Betaを仕込んで起動しっぱなしにしておけば、いつでもスマホから同期をかけて最新のドキュメントを転送させることができる。もちろん自動同期も可能だ。
PC側では同期対象のフォルダを選び、そこにアクセスするための暗号キーを発行。
スマホ側にもBitTorrent Syncをインストールして、暗号キーをバーコードで読み込ませて同期を取れるようにする。
1対1の通信なので簡単で安心。重要なドキュメントが外部に漏れることはない。PCを起動させておかなければならない点さえ問題なければ、これ以上の大容量クラウドストレージはないかも。
手書き手帳に限りなく近い電子手帳「ジョルテクラウド」
スケジュール帳がわりにGoogleカレンダーを使っている人も多いと思うけれど、やっぱりGoogleカレンダーでは痒いところに手が届かないというか、ちょっと使いづらい。で、「ジョルテ」というアプリに乗り換えたところ、あまりの使いやすさに驚いた。
カラフルなアイコンもいろいろ使えて視覚的に分かりやすく、また日記形式で記録をつけることもできるので、カメラと連携してその場で撮った写真を貼り付けて資料として残すことも可能。
スマホ用のジョルテと完全連動しているので、外出先で書いたスケジュールや記録をPCでまとめることができる。この手のシステムはいろいろあるけれど、無料でここまで使えるシステムは今まで見たことがない。
デザインやアイコンがかわいすぎるのはご愛嬌。まあ、男性が使っても許される範囲だろう。
スマホとPCが上手に連携してくれると、いろいろとやりやすい。連係プレーがうまくなって初めて、単なる動画プレーヤーやゲーム専用機としてのスマホを卒業できるというものだ。