セキュリティソフトで無料で常駐型のものは他にもあるけれど、社内比で最も優秀?というセキュリティソフトがある。「Bitdefender Antivirus Free Edition」というのがそれだ。ちょっと前までは常駐型ではなかったのだけれど、その頃も熱烈なユーザーが多く、非常駐でありながらも口コミで評判が広まったソフト。去年から常駐機能が付加され、人気のあったクラウド系を抑えてシェアを伸ばしている。いったいどんな特徴があるのか。
Bitdefenderの4つのウリ
このソフトは日本語をサポートしていないので、有志が行っている日本語化の手立てを講じない限り英語で使うことになる。でもその点はあまり気にしなくてもいい。
メーカーサイトによると、Bitdefenderのウリは4つあるらしい。
①いろいろと自分で設定するわずらわしさがない。つまり、デフォルトで使えばそれでいい、という「俺に任せろ」的な性格。これが高感度を高めている。めんどくさがりの人でも安心。
②破られないセキュリティー。他のソフトが取りこぼしたウイルスも検知するという点では評価がダントツでいい。
③羽根のように軽くて、PCへの負荷がない。
④無料なのにわずらわしい広告が一切ない。定期的にスキャンを促すような余計な世話を焼かない。
軽いことは何よりいいことだし、広告がないのもうれしい。使ってみると確かに負担にならない上に動きが目立たない。
他のセキュリティーソフトにない高機能
定義ファイルに情報がないウイルスが入ってきても、アプリの動きを監視して怪しかったら駆除してくれる、B-HAVEと呼ばれる機能がある。今までのフリーものではお目にかかったことのないハイレベルな機能だ。
また、外部へアクセスを試みているアプリがあった場合、動作を監視していて怪しいと判断したらそのアプリを停止してくれる。
また、潜伏型のルートキットに対しても高い検出率を誇る。知らない間に遠隔操作されていた、なんてことは御免こうむりたいから、監視が困難だと言われているルートキットが駆除できるとなると安心指数も跳ね上がるというものだ。
いろいろ試してみるよりも、手間のかからないセキュリティーソフト1本でやっていく方が楽だ。「Bitdefender Antivirus Free Edition」に期待してみるのが今イチオシの手だと思う。