「スマホでお小遣い稼ぎ」なんていうと、ひと頃まではポイントサイト系のアプリしかなかったけれど、いつの間にか広告閲覧系が主流になってきている。せっかく毎日スマホを使っているのだから、少しでも稼いでくれればそのほうがうれしいに決まっている。
ちょい稼ぎの元祖『ハニースクリーン』
ロック画面にランダムに広告が表示され、それをスワイプするとポイントが付与される『ハニースクリーン』。スマホで小遣い稼ぎをしている人で、ハニースクリーンを使っていない人を探すほうが難しいほど、このアプリは浸透している。ちょっとだけでもいいから手間をかけずに稼ぎたい人におススメ。この手のアプリにありがちな”交換できるまでに時間がかかり過ぎ”ということもあまりないから、まあまあ良心的と言える。
ハニースクリーンは、ゆっくりではあるけれども確実に小遣いを稼ぎ出してくれるので、気長にやるほうがいい。
基本的には広告画面のスワイプが1回0.2円で、広告スワイプによるポイント付与は1時間に3回までと決まっている。つまり、1日あたり最大で24時間×3回×0.2円=14.4円、月に430円前後というところだろうか。もちろん1日中できればの話なので現実的ではないだが・・・。
実際のところハニースクリーンの稼ぎは広告スワイプよりもアプリのダウンロードや無料会員登録等によるポイント付与に頼るところが大きい。この手の案件が2円~250円ぐらいの範囲で不定期に登場する。同じ案件が繰り返す出ることもあるが、一度ダウンロード・インストールしたアプリについては2回目以降はポイント付与の対象外。iPhoneならAppStoreで新規かどうか判別がつくけれど、GooglePlayの場合は過去にダウンロードしたかどうかがわからないので、ダブってダウンロードして「あれ?ポイント付かないけど・・・」ということもよくある。
また、TopJoyという外部サイトと連携していて、そちらでもポイントが稼げる。「さらにポイントGET」のボタンからアクセスすると、リンク先へ飛ぶ。TopJoyにもアプリのインストール等の案件がある。特にiPhone版では目立たないので見逃しがち。
また、動画視聴も1回0.5円なので、こちらも活用したい。
交換も安定しており、せっかく貯めたのにギフト券が品切れ、みたいなことはほとんどない。Amazon,iTune,Suica,nanaco,Edyなど豊富な品揃えがうれしい。
ハニースクリーンの案件の中には、クレジットカードを作ったり月額有料のサービスに入会したりするものもあって、それらを積極的に利用すればドカンと稼げる。でも月々の支払いが生じたりするものはリスクを伴うので、そういった案件はよくよく検討してからにしたほうが無難だ。基本的には安心感のある小遣い稼ぎアプリなので、無料のものだけを選択して行う範囲では、まずトラブルの心配はないだろうと思われる。
驚きの手軽さでなかなかのポイントバック!『Walley』
2015年11月頃に登場した、ポイントが稼げる壁紙アプリ『Walley』。任意に選んだ広告をロック画面に使うと、24時間で10ポイント(10円相当)が付与されるという、小遣い稼ぎアプリとしてはかなり太っ腹な部類に入るツワモノだ。
24時間経過すると、壁紙広告を5段階で評価するよう促すメッセージが表示され、それを終えるとポイントが付与される。その後はまた新しく壁紙を選び、同じように24時間使い続ける。
24時間使い続けるといっても、表示し続ける必要があるわけではないので、特に意識することはない。何となく使っているうちに1日10円の小遣いが獲得できる、ある意味”放置型”の小遣い稼ぎアプリだ。
毎日欠かさず壁紙を交換して稼ぎ続けると、月に300円ほどになる計算。交換は1000ポイントから可能なので、3カ月ちょっとで最初の1000円が交換できるはずだ。楽にできるわりには稼げる、ということで人気急上昇中の『Walley』。今後の新定番になっていくのではないだろうか。
読めば確実に貯まる『楽天スーパーポイントスクリーン』
待ち受け画面を利用してはいるけれど、スワイプしただけではポイントにならない、『ハニースクリーン』や『Walley』と似て非なる『楽天スーパーポイントスクリーン』。楽天が運営する小遣い稼ぎアプリで、表示された広告を5秒閲覧することで楽天スーパーポイントが1ポイント付与される。ポイントは「付与予定ポイント」として加算されていき、毎週火曜日に1週間分がまとめて獲得ポイントとなって入ってくるので、一週間貯め続けるという小さな喜びを味わうことができ、これが結構うれしい。
なお、このアプリで得られる付与ポイントは期間限定ポイントで、期限は6カ月。使わなかったら消滅してしまうので長期の貯め過ぎによる期限切れには注意したい。
一応上限はあるようで、1日の広告の配布量は制限されている。1日あたり10円稼げればいいほう、という印象。
ちなみにこの3つのアプリは共存できるので、1つだけでは大した稼ぎにならなくても3つ合わせればそれなりに稼いでくれる。少なくとも何もしないのと比べれば大違い。24時間電源が入りっぱなしで、暇なときは必ず手に取るのが当たり前のシロモノ、ロックを解除したり壁紙表示させておくだけでポイントを稼いでくれるのだから、この手のアプリを利用しない手はない。
※2016年8月現在では『Walley』はまだiPhoneに対応していないので、3つ使えるのはAndroidのみ。『Walley』のiPhone対応予定は未定だが、準備は進められているとのこと。