12月16日に総務省が携帯料金値下げの取りまとめ案を発表した。有識者会議の出した結論は、簡単に言えば次のようなことらしい。
・携帯料金はデータ通信をあまりしない人向けに、最低料金を5000円程度に引き下げましょう。
・「キャッシュバック」「実質0円」は既存の利用者に対する不公平感があるので適正化しましょう。
この是正要望を前提に、ドコモをはじめとする携帯大手各社は不公平感の払しょくと新しい料金体系を発表する方向で軌道修正していくわけだが、ドコモが劇的に価格を下げるかどうかは不透明。
実際には「キャッシュバック」「実質0円」が禁止されるわけではないし、ある日突然端末価格が高騰し始めるわけでもないけれど、今後は品質やサービス内容で勝負してほしいというのが総務省の考えらしい。利用者にとっては当たり前にやってほしいようなことだ。
→総務省有識者会議、携帯各社へ提言まとめ 「実質0円」廃止など
→「端末『実質0円禁止』は段階的に」”携帯料金下げ”総務省会合、報道に苦言も
でも、「キャッシュバック」「実質0円」がなくなると、いよいよ白ロムスマホと格安SIMカードの組み合わせの出番か!?という気がしてくるのは当然の流れだと思う。
我が家には白ロムのiPhone 5SとXperia A SO-04Eがある。どちらもゲオで購入したものだ。ちなみにゲオはPontaポイントが使えるので、2台とも貯まっていたPontaを利用して購入した。まあそれは余談だけれど。
実際のところ、どちらもいい買い物をしたと思っている。格安SIMカードを挿して使っているけれど、普段使いで困ったことは何一つない。不具合もない。まあ、売り出されて1年とか2年のシロモノだから、前オーナーがよほど粗雑な扱い方をしていない限り、中古スマホでも問題は起こらないだろう。
スマホを持つことが当たり前になっている現代では、端末を安く手に入れて維持費も抑えるということが同然の条件になってきている。そういった最小限の条件が次第に整いつつあるような・・・。少なくともこれまでのような売り方は通用しなくなるはずなので、利用者にとってはどんどん使いやすくなるんじゃないかな。